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萩焼の魅力

日本各地の焼き物の種類、いくつくらいご存知ですか?
見ただけで「これは○○焼だ」とおわかりになる方は、相当の焼き物好きでしょう。
それは、陶器店の娘として生まれ、3年ほど前から店員として働くようになった私にでも難しいことです。
 
では、『萩焼』ってどんな焼き物かご存知ですか?
そうそう、こんな感じの焼き物です。

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一般に、ピンク・ベージュの発色の物が多く、女性に人気が高いようです。
 
主な材料は、『大道土(だいどうつち)』と言う白い粘土です。
焼成の温度は低温で、じっくり焼き上げるためあまり焼き締まりません。

 
一方で、釉(うわぐすり)は焼き縮まる性質なので、素地(きじ)とで収縮のずれが生じ、『貫入(かんにゅう)』と言われる細かいひび割れが表面に出来ます。
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萩焼の器は、使ううちに貫入にお茶やお酒がしみこみ、表情が変わると言う楽しみがあります。
(これを昔から「萩の七化け」と言っています)

 
 
また、高台と言われるいとじりの部分にも特徴があります。
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こちらは、高台の一部を切り取った『切高台(きりこうだい)』と言われる型です。
他にも、割高台(わりこうだい)・桜高台(さくらこうだい)・竹の節高台(たけのふしこうだい)があるそうです。

 
お茶の世界でも、装飾のない萩焼は「わびている」として大変好まれています。
「一楽、二萩、三唐津」と言う言葉があるくらいです。

 
説明文では面白くない、と言う方もいらっしゃると思いますので、先日入荷した商品をご紹介しますね。
詳細はリンク先をどうぞ。

 
2015.6.14.3_hagi_rock_p3
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当店の品ぞろえでも、萩焼の商品が入荷すると確かに「わび」の雰囲気で全体が洗練された印象になる気がしますよ!
少し大げさかもしれませんが、本当です。

 
先ほど、「女性の方に人気が高い」と書きましたが、今回入荷した商品は男性へのプレゼントに喜ばれるもののように思います。
父の日21日に控えています。
ぜひ、当店を覗いてみてはいかがですか?
遠方の方も、お電話にてお問合わせくだい♪
丁寧に対応させていただきます。

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